購入したDOMANE AL 2 Gen 3 の ブレーキ・ディレイラー・クランク・レバーをアップグレードした

先日DOMANE AL 2 Gen3 を購入したのですが、走ってみると以下の点について不満が出てきました。

  • ブレーキの効きが少し甘く、重く感じる
    • 下ハンドルポジションでのブレーキングは十分出来るが、ブラケットポジションでのブレーキが少し重く、効きも甘いと感じる。
  • フロントインナーからアウターにシフトチェンジするとき、STIレバーを横方向に大きな力をかけてかつ大きく移動させないといけなかった。
    • シフトレバーを5本指で握り込んでからでないとシフトチェンジが難しく、インナーからアウターへのシフトチェンジがストレスに感じた
  • 2x8(50/34T 170mm, 11-32T) で、若干登りでもう少し低めのギアが欲しくなったのと、変速ショックを小さくしたかった(トップギアは特に不満などは無い)

ということで購入したばかりですがコンポをアップグレードすることにしました(すぐアップレグレードすることを前提に中古で購入したということもあるので、想定通りではある)。

アップグレードに際して、現在のトレンドや今後のアップグレードを鑑みた選択が必要になります。

今後のアップグレードする方向性を決定づけるかつ容易には変えられない選択としては以下があると考えます。

まず電動変速にするか機械式変速にするかを迷いました。

前提として、トライアスロンで使用する場合電動化したほうが有利であるため、今後トライアスロンで使用すると仮定すると今回のアップグレードで電動化した方が良い、ということになります。

電動変速の場合、以下の4つが選択肢となりました。

105 Di2 は施工事例も豊富ですが、FD・RD・バッテリー間をケーブルで接続する必要があります。

バッテリーはフレームに内装することを想定しているため、Di2 対応外フレームの場合、防水シールをしたうえでフレーム外装をしたり、フレームにケーブルを這わせる必要があるため、DOMANE ALで施工すると少し不格好になると考えられます。

また、105 Di2 の場合トライアスロンでよく使用されるサテライトスイッチが対応していないということも考慮しておく必要があります。

ULTEGRA Di2 の場合は、サテライトスイッチも対応しており、軽量化やシフト速度のアップなどもありますが、その分高価になります。

SRAM RIVAL eTap は FD・RDで電源も独立しているため一般的な外装フレームでも容易に取りけることが可能ですが、部品の入手性はシマノ製品と比べると劣り、交換パーツの単価などもシマノ製品と比べると高い傾向にあり、変速速度もDi2 に比べると劣ると聞き及んでいます。

WheelTop EDS は SRAMと同様に FD・RDについて電源が独立しておりフレームへの取付も容易で、クランク・スプロケット・ブレーキの自由度が高く、ほぼ好きなクランク・スプロケット・ブレーキを選択できますが、変速速度は Di2 や eTap に比べると劣り、ヘタってきたバッテリー交換が出来ず、ワイヤー引きモデルはリーチアジャスト機能がありません。

機械式変速の場合は、 現在のDURA-ACE(R9200)・アルテグラ(R8100)・は電動シフト専用になっているので、12速前提で考えると105(R7100)のみ選択肢があります。

機械式変速を前提とした場合の油圧・機械式ディスクブレーキの選択については、105 12速(R7100)については、シマノからは油圧式ディスクブレーキSTIレバーしかでていないため、シマノ以外のワイヤー引きレバーにする必要があります。この場合の選択肢として、EQUALコントロールレバーがあります。

それぞれの要素が絡み合っているかつ、一度選択してしまうと別の選択肢が取りづらくなる(場合によっては、コンポ総入れ替えが発生する) ということからこの選択はかなり悩みましたが、最終的に以下の構成にすることにしました

  • EQUAL コントロールレバー
  • EQUAL ブレーキ (機械式ディスクブレーキ)
  • 105 12速 (R1200系)

まず、今のフレームでトライアスロン完全対応の電動変速(ULTEGRA Di2)にしようと思うと、少しチグハグな構成になる(トライアスロン完全対応するならカーボンにしたほうが良さそう)こと、そもそもトライアスロンに競技としてどれだけのめり込むのか未知数であること、電動変速だとバッテリー管理が必要になること、価格が高価になり盗難や紛失、落車を気にして気軽に乗りづらくなることから電動変速ではなく機械式変速にすることにしました。

また、出先でホイールを外した際に誤ってブレーキを引いてしまうというヒューマンエラーがいずれやってしまいそうなところ、EQUALブレーキは赤色のキャリパーを選択できるので、割とドレスアップ目的でボルトやナットなどを購入している自分として赤色を選択できるのが大きい、というところでEQUALブレーキを選択しました。

そして現在のトレンドが12速であり今後のパーツの入手性やアップグレードの余地なども考えると12速にしたほうがよいのではないか、ということで12速化することにしました。この選択により、レバーはEQUALコントロールレバーに決定されました。

EQUALコントロールレバーはフリクション方式で、現在の主流であるインデックス方式とは 別方式のレバーで、 よく クルマの ATとMTの違いに例えられます。

フリクション方式は自分の技量によりシフトを決めるというクルマの MT に似た楽しさがある、というレビューが散見されることから、クルマについてもあえてMTに乗っている自分なら、フリクション方式のレバーも楽しめるだろうと予想し、EQUAL コントロールレバーで問題ないだろうと判断しました。

このような判断からパーツを少しずつ揃えていきました。

R7100系の部品についてはAmazonにも在庫が潤沢にあり、特に苦労することはありませんでしたが、 EQUALブレーキと EQUALコントロールレバーについては 在庫が潤沢にあるというわけではなく、個人経営のネットショップなどから入手しました。

苦労したポイント

組付けは土日ぐらいの作業量で終わるかと思っていたのですが、必要な工具(クランク抜き・BB抜き) が足りず Amazonで買い足したり、後述の フロントディレイラー破壊・チェーン切断の失敗からの部品買い足しなどで結局2周間ほどかかってしまいました。

ロードバイク初心者なので各工程で毎回手こずりましたが、大きく苦労したところとしては以下のとおりです。

ワイヤリング

DOMANE AL 2 Gen 3 はダウンチューブが内装なので、チューブ内の配線に苦労しました。

内装であることから交換するときも一度に全部取り外すということはせず、まずアウターケーブルを交換してからインナー交換をする(またはその逆) をするということをしていましたが、ワイヤリングにてこずってワイヤーの端子がチューブ内に入ってしまい、ケーブル端をチューブ内から出すことに手こずりました。

また、アウターワイヤーの長さの調整も思っていたより大分シビアで、5cm程度長いだけで、大きく張り出してしまい、場合によってはハンドルなどにひっかかり危ないということがあり、合計で3回程度アウターを短くする調整をしたように思います。

EQUALブレーキは専用のアウターケーブルがあり、これは硬いアウターケーブルと比較柔らかいアウターケーブルを組み合わせて使うもので、長さ調整に失敗するとハンドルが極度に固くなってしまったりと、この特殊さもワイヤリングを難しくしていたように思います。

スクエアテーパーのBB抜き

最初に買った安い工具 では力をなかなかいれることが出来ず、何回か失敗してトルクをかける部分の舐めが大きくなり始めました。 これ以上削るとまずいということで作業を一時中断して、Amazonで評価の高いスクエアテーパー専用の固定が出来るBB抜きを購入しました。

この工具を使うことで今まで手こずっていたのが嘘のように簡単にBBを外すことが出来ました。

クランクの取付・フロントディレイラー調整

取り付けたクランクの押し込みが足りず、また押し込みが足りないことになかなか気づけず、クランクの右側が規定より張り出した状態でフロントディレイラーを調整したため、フロントディレイラーの可能な調整量を超えて調整ボルトを緩めてしまったため、調整ボルトが元の位置に戻せなくなってしまいました(このあたりロードバイクに慣れている人が見れば右側のクランクの押し込みが足りないことに早期に気づけただろうが、慣れていないので気付けなかった)。

チェーンの取付

以前チェーンの交換工具を購入していたのでそれを使用したが、工具が少し歪んでいるのか、切断するときにチェーンが若干歪むという問題がありました。

この問題を解決するために、シマノ謹製の5000円ほどの12速対応チェーンカッターを購入しました。

専用工具は高価だが、謹製のチェーンカッターは少ない力できれいにチェーンを切断できました。

また切断の際に、切断するリンクの位置を間違えてしまい(チェーンリングが端子側に来るように切断しなければならないが、そうしなかったことで想定より短く切ってしまった)、チェーンを買い直して作業したり、チェーンをリアディレイラーのガイド外に通してしまったまま試走してしまったりと、何箇所か手こずってしまった。

一応作業前にディーラーマニュアルを読んでいたが、作業中は読んでおらず、記憶に頼って作業してたため、このようなミスが発生してしまった。

アップグレードした感想

  • EQUALブレーキは引きが軽くなって制動力も強くなったので、急坂の恐怖感が減り速度が出しやすくなった。ブラケットポジションでも十分な制動力が得られるようになった。ブレーキパッドが減ってくるたびに調整は必要なので、このあたりが煩雑に感じられるかそうでないかは今後の走行距離とかにもよりそうだけど、六角レンチさえあれば数分でさっと調整出来るので、特に面倒とは感じないのではないかと予想している
  • EQUALレバーは、今のところ自分にあっていると感じる。ちょっと練習しただけでシフトミスはほぼなくなったし、インデックス方式のシビアなインデックス調整から開放されるメリットも大きい。また、インデックス方式でも結局トリム操作はするので、フリクションが特別に煩雑とは感じない。想定していなかったメリットとして、インデックス方式だとインデックスの地点まで一度で引かないといけないが、フリクション方式だと小刻みにレバーを何回か動かすことでシフトさせることが出来る。フロントのインナーからアウターに入れる時、STIレバーを横方向に大きな力を入れないといけないことが割とストレスだったので、このメリットは大きい。
  • 12速化したことでシフトでのショックが少なくなった&無段階で変速できるので割と感覚的なシフト操作が出来る(クルマ的に言うと、飛ばしシフトしやすい)
  • 105にしたことで軽量化が効いていそうなのと、メンテナンス性が向上した。ディレイラーが調整しやすくなったし、リアディレイラーのアウターケーブルがほぼ可動しなくなったので、可動することを考慮してアウター取り回しをする必要がなくなったりなど。
  • あまり正確な値ではないが、作業前が10.5kg ほどで作業後 に 9.5kg 程度になっていたので、1kgほどの軽量化が出来た。走ってみると明らかに走り出しが軽くなっていた。
  • ちゃんとした工具を使うことで早く・確実に・安全に作業が出来、パーツの買い直しリスクも抑えられる。今後工具を買うことがあればある程度大きな出費は覚悟して良い工具を買おうと思った。
  • 工賃・ かかった時間・買い足した工具・失敗して買い直した部品などを考慮すると、圧倒的にショップに依頼したほうが安いし確実だと思うが、元々色々カスタマイズしたいということで中古のDOMANEを購入しているし、今回バラ完に近いことが出来て今後のカスタマイズの自由度も上がったので、総合的にとても満足している

とりあえずこれで機材的な面でかなり充実したので、あとは走り込むだけですね。

最後にカスタム後の写真を添付しておきます。今後も大事にそしてヘビーに使っていきたいところです。

何もしないことを受け入れる

少なくとも日本において、何もしない、ということは否定的に捉えられることが多い。

巷には時間を効率化することを謳う書籍があふれ、なにもせずに時間を過ごした人間は、会社、学校などで直接的あるいは間接的に糾弾されることが多い。

近代以降、国家が社会システムの基盤になった。

国家の生産性が組織と結びつき、組織の生産性が個人の時間の使い方に左右されるようになったため、なにもせず過ごすことが悪いことだという社会規範が一般的になるのは至極当然とも言える。

しかし一方で自由主義的観点から言うと、個人の時間の使い方は誰からも拘束されないべきだし、時間を自由に使えることは基本的人権として社会規範となっている。

この相反する社会規範が存在している現代社会でより優先されているのが、国家主義的な時間の使い方、というのが正しいかもしれない。

個人がどのように生きるかは人それぞれだが、個人のそれぞれの幸福を追求していくということを基本的な考えとすると、無為に時間を使うことに幸福を感じることに対して、自分から苦痛を感じるということは、幸福追求から遠ざかっているのではないか、ということをしばしば思う。

時間を無駄に使うことを恐れずどうどうとしていよう、こう言い聞かせて私は今日もバイクのドライブレコーダー動画をぼーと眺めるのだ。

つくばベンチャーバーベキューに行った

金、土、日とつくばベンチャーバーベキュー出席のためつくばに滞在していました。

つくばベンチャーバーベキューは10年以上続いているイベントだが、コロナ禍は中止となり、去年から再開されたイベントだ。

コロナ前も偶に参加していたが、コロナ禍以降はオフラインで初対面の人とまとまった会話の時間が取れるという機会の有り難みをひしひしと感じる。

オフラインで初対面の人と話すとき、だいたい共通の知り合いの話題になるが、そのときにぱっと人名が出てこなかったり、思い出すのに時間がかかったりする。

そしてぱっと人名が出てこないと滑舌が悪くなったり、その後の会話のテンポが悪くなり、全体としての話もぐだぐだになりやすい。

また、相手の趣味や興味のあることから話題を作ることが多いため、できるだけ幅広いく深い教養がある方が話にも深みを出しやすい。

自分の持っていない知識を相手は持っているわけで、その相手の持っている知識をいかに引き出すか、という技能も要求される。 そのためのテクニックの一つとして傾聴も要求される。

会話の本質的な意味とは自分が持っていない情報を相手から得ることであり、少し話した段階でこの人と話しても新しい情報を得られることはないとみなされると、会話の機会損失となる(実際にはそのようなことはないので、それは相手の間違った認識なのだけど、実際そういう認識のもとで行動する人がいることは経験的に知っている)。

機会損失と書いたが実際には、会話はそのような機会損失といった一種の損得勘定ではなく、コミュニケーションを取ることで気持ちよくなりたいという、ある種本能的な欲求からくるはずだ。

ここで理想的な会話について考えてみる。

理想的な会話とは、自分が気持ちよくなりつつ相手も気持ちよくなり、かつ両者が有益な情報を得られることと定義してみる。

この理想的な会話を得るためには、話題が両者の興味を引くものでなければならない。

会話する内容が興味深いものだったりあるいはお笑いとして面白い、そういう状態をいかに作るかということ。

この話題を探すためのきっかけが自己紹介だったり趣味、ニュース、仕事の話だったりするわけだ。

趣味や趣向が近い場合はこの理想状態を作りやすいが、一方で共通項がみつけられず一方がつまらない思いをしてしまうことが往々にしてある。

営業的な観点でいうとこの場合避けなければならないのは、相手につまらない時間を過ごしたと思わせないことで、自分がつまらないと思うことを覚悟して相手に楽しんで貰う必要がある。 その場合、相手につまらない話をしていると思われないための振る舞いが必要になる。これは高等テクニックであるため出来るだけ避けたい。

結局のところ、自分が幅広い物事に興味を持って、日々教養を広く・深くしていくことこそがいちばん重要なのだ。

そういうことを強く実感した。

話は変わるが、つくばでは 15年ぶりくらいにらーめん山水、10年ぶりくらいに カレーうどんZEYOに行った。 らーめん山水は回数自体が少なかったせいか味を全く覚えていなかった。 カレーうどんZEYOは比較的記憶も新しく何回も行っていたので、記憶の味と寸分変わらなかった。 また、RanRanは数ヶ月前に忽然と閉店した。 私が学生時代に済んでいたボロアパートは取り壊された名前も変わって新しく建て替えられていた。 ウクライナで戦争はまだ続いているし、パレスチナ問題も再燃中、とここ数年大きな動乱が続いている。

諸行無常を強く感じるからこそこの刹那の重要を噛み締めたし、こういう刹那を大切にしていきたい。

そういうことを強く感じた旅程でした。

自転車のタイヤをFLYING DIAMONDに交換した

軽くパーツ交換したくらいではいちいち日記を書いていないけど、これは結構印象が変わっておもしろかったので書いておく。

徒歩で行くには遠く、バイク・クルマで行くには近い距離での釣行が増えてきたので必然的にクロスバイクで釣り場まで行くことが多くなってきたのだけど、釣り場までの路面が荒れていることが多く、軽くスリップしたり、路面の凹凸の衝撃で走行に不安や不快を感じることが多くなってきたことが交換の動機です。

元のタイヤ幅は32Cで、クロスバイクとしては一般的なサイズである程度の路面の荒れは対応できるはずなのだけど、個人的にはもうちょっと太くして不安感は無くしたかったというところと、いきなり40Cとかにするとクリアランスの問題や思ったより速度が出ないという別の問題が顕在化するとそれはそれで困ると思ったので、一旦35Cで様子を見ることにした。 (もし35Cでまだオフロード性能が足りなければ40Cとかにする可能性は今後あるかもしれない)。

タイヤの種類は色々検討したけど、純正のボントレガーのタイヤはネットでの評判だとどれも価格が高い割には性能が普通ということで見送ることにした。

35Cぐらいのグラベルタイヤだと、パナレーサーグラベルキングが一番評判が高そうだったけど、前後交換で一万円以上かかるのと、減りが早いというレビューを見て、ちょっと迷っていたところで見つけたのがチャオヤンのFLYING DIAMOND。

アマゾンやネットのレビューでは、一定以上の信頼性はある上に、価格もグラベルキングより1500円程度安く、減りもグラベルキングより遅いということで、タイヤはこれを選択することにした。

チューブについては、チャオヤンのチューブはあまり評判が良くなさそうだったので、無難にパナレーサーの35C~40Cまで対応できて耐パンク性能が高いコスパモデルのスーパーチューブを選択した。

最初はリムテープは交換するつもりはなかったのだけど、パナレーサーのスーパーチューブの取扱説明書を見ると、リムテープはほぼ交換必須ということが書かれていたので、リムテープも一緒に交換することにした。 リムテープは何でも良かったのだけど、適切な幅を選択するのが面倒くさかったので、レビューにFX-3で使用した旨が書かれたいたパナレーサーの Poly Liteを選択。

さて、パーツの選定までは良かったのだが、問題は実際の交換作業だった。

以下の問題が立て続けに発生して割と時間を食ってしまう。

  • 交換作業をするために上下ひっくり返したが、不安定ですぐ傾いてしまう。結局倒してしまい、そばに置いていたPCと設置していた床面を破損
  • ビードをホイールの内側に入れることを忘れたまま空気を封入してしまい、タイヤをビードに入れるところからやり直し
  • ビードが固くてタイヤを嵌める作業を完了することがなかなかできなかった。

今回が始めてのチューブ/タイヤ交換だったけど、初めての作業が必要以上に時間かかってしまうのは、毎回の課題なんですよね。 もうちょっとしっかり作業動画何回もみなおすなど準備してからやれば良いんだけど、商品が到着してしまうと気が高まってフライング気味に作業してしまうので、この癖はちゃんと直さないとなぁ。

それはさておき、なんとか上記の作業を完了させて装着したFX-3が添付した画像です。

チューブ&タイヤと一緒にグリップ・バーエンドミラーを買っていたのでそれも併せて装着した。

バーエンド・ミラーの取り付けはカスタム感出てきたし、 グリップの赤とタイヤーのスキンサイドの色がアクセントとなってきて、見た目的にはとても満足。

見た目という意味で実物を見ると、ところどころネジが錆びていたりするので、交換したくもなってくるけど、まぁ重要度は高くないので、このあたりの錆取り/交換はまた別の機会にやることにしよう。

肝心の走りについてだけど、軽く走ってみただけでも、ちょっとした段差や路面の荒れをタイヤで掴んだ際の衝撃も柔らかくなったし、グリップが安定したおかげか、以前のタイヤであった走行の際の不安感がほぼ消えました。

そして走行の不安感がなくなったおかげで、釣り場への移動についてのネガティブな感情が軽減されたし、9月はこのタイヤでエギング頑張っていきたい。 (そして、一杯でいいからアオリイカ釣り上げたい)

最近の悩みというか考えていることの吐き出し

言語化能力を鍛える

元々言語化は得意な方ではないと思っていたけど、ある程度鍛えることが出来る領域と思っているし、仕事でもちょくちょく言語化能力が求められることはあるので、やはり意識して強化していくのは重要だなと考えている。

ところで、ある日常的な行動を出来るだけ論理的に詳細に描写することで、短編として成立させているとある筒井康隆の短編を思い出して、この短編ほどの詳細度ではないが、日常的あるいは無意識に行動している物事をできるだけ詳細に言語化することで言語化能力も鍛えられるかもしれないと考えている。

思考密度と表現しているが、ここでは集中力やその物事に対する興味をどれだけもっているか、いわゆるIQ的な意味でどれだけ情報処理能力が高いか、とか色々な要素を包含して言っている。

基本的に私は思考密度が低い気がしており、それがコンプレックスになっている。

特別能力高い人に感じるのであればまだ良いが、いわゆる普通の人に対してもそのようなことを感じるので、自分の中で相当なコンプレックスになっていると思う。

思考密度を上げるのはかなり難易度が高くて、どれだけ思考密度が上がるかわからない状態で、思考密度を上げる努力をするのも効率が悪い。

なので、絶対的な思考密度を上げるというよりは、思考密度を下げる要因を出来るだけ減らすのが一番効果的だろう、ということが経験的に言える(このあたり経験的じゃなく、エビデンスなども探せばあるように思うが、そこまではしていない)。

他者からの学習

現在進めているプロジェクトは初期は自分がイニシアティブをとって率先して進めていたが、途中から優秀な人が入ってきて、気づかなかった改善点を提案して実際に解決してくれいて、大変勉強になっている。 熟慮する時間もないし惰性で進めていたことに対して、よりベターな方法を提案され実際に解決されたことで、勉強でいうと完全な解答を得られたように思う(物事についての確からしい解答を得られる経験というのはそう多くない)。

そういえば、昔はこのようなことがあるとどちらかというと自己否定になったり、なかなか起こった事象についてちゃんと反省と改善を行えなかったように思うので、物事を客観的に見るという能力は以前よりだいぶ向上したように思う。

今の環境はとても勉強になるし、自分の中で得意なこと(というか、相対的にバリューを出しやすいところ)や苦手なところも以前よりも精緻化出来た(気がする)。

この状態から一足飛びに別の明らかに難易度の高い壁に挑戦するとまた折れそうな気がするので、今の難易度から徐々に難易度を高くするのが、一番重要だなと。

この難易度というのは、環境から与えられるものと、自分の中で課すもの、二通りある気がしており、両者はある程度関連があるので、どちらかが欠けると一方も欠けてしまうという、相補的な関係になっていると考えている。

なのでこのバランスは大事にしつつ、自分の中でもっと適切な課題を設定していくのが重要、というのが最近の見解。

先日37歳になったが、大学入学時が18歳だったので、その年を折り返しとするともう人生1周をしてしまった。

18歳から成長しているところもあれば変わらないところもあるし、もちろん劣化しているところもあるが、18歳から線形には成長できているという実感はあり、絶対的なレベルがまだまだ高くないので、相対的に伸びしろもあると考えているので、もう若くないから、といった老人的な思考は出来るだけしないように、今後も活動していきたい。

あと、時間の過ごし方については結構悩むところがあって、人生も限られているので、もうちょっと勉学や長期的な目標に基づいて行動したほうが良いのでは、と考えるときもあれば、娯楽で享楽的に過ごすのも人生の充実度としてはそれほど変わらないというかむしろこっちのほうが自分にあっているのではないか、と考えるときもある。

趣味が特定の事柄だけに向いていてなおかつそれだけである程度の金銭的な対価をを得られる(つまり趣味が仕事)みたいな状態が一番幸せなんだろうとは思うけど、自分はそこまでの趣味や技能がないので、やるのが億劫だけど社会的に実現したい目標を目指して頑張るか、あるいは最低限の仕事だけやってひたすら享楽的に生きていくほうが良いのか、どちらのほうが良いのか判断はつかない。

このあたりは一握りの人以外は人間が普遍的に持っている悩みではあるんだろうけど。

とは言え、自分の性格ではひたすら享楽的に生きるほうには振り切れず、なんだかんだ長期的目標を実現するための行動をある程度してしまうので、だったらその長期的な目標を実現するために必要な行動をどれだけスループットよくこなせるか、ということだけ意識すればよいのかな、と漠然と思っている。

スーパー耐久シリーズ第5戦@モビリティリゾートもてぎ

知り合いのつてで、スーパー耐久シリーズ第5戦@モビリティリゾートもてぎの観戦チケットをもらったので、 2022/09/03-2022/09/04 まで観戦に行ってきました。 割りと誘われたら何でも行くタイプだったのと、先月鈴鹿8耐に行き、サーキットに興味が出てきたため、というのもあります。

以下、旅程のログです。

旅程ログ

モビリティリゾートもてぎまで、クルマ・バイクどちらで行くか迷っていたのですが、クルマのレースはやはりクルマで行ったほうが気分も良い?のではないかという予想と、もらったチケットには無料駐車券(バイクでは使えない)が着いていた、という理由から来るまで行くことにした。

鈴鹿8耐の経験でいうと、行くのは最終日(日曜日)だけで良いかと思っていたので、土曜日は観光することに決めた。

折角栃木に行くので最初は日光東照宮にでも行こうと思っていたが、日光東照宮と茂木は結構離れている(茂木はどちらかというと、水戸市からのほうがアクセスが良い)ため、茂木から近い水戸・笠間観光をすることにした。

実はクルマを買ってから初めての長距離移動なので、結構しんどく感じるかなと気をもんでいたが、だいぶクルマに慣れてきたおかげか、想像していたよりも早く水戸に到着することが出来た。

水戸では最初に とんかつ・牛かつ・冷凍とんかつ通販の店│クックファン【CookFan】 で昼食を摂った。

店の一番人気ということで、牛カツ・とんかつセットを頼む。

とんかつの定番だが、キャベツ、ご飯のおかわりは自由。

味の方は、自分にとっては少しばかり油が強いと感じたが、肉質自体は良くて、大変美味しく感じられた。

店は新しくはないものの、店内はキレイに維持されており、ガルパンファン向けのアピールなども普通の客が不快にならない程度にアピールをしており、店作りには好感を持てた。

昼食を摂ったあとは、水戸観光の目玉であると思われる偕楽園まで観光へ行ってきた。

偕楽園駅のそばの駐車場にクルマを停めたが、ここは有料駐車場で、別のところだと無料で停められるとこがあったようなので、少し判断をミスる(とはいっても、500円程度だが)。

駐車場から偕楽園までは階段があり、その途中で常磐神社で写真を撮る。

昨年買った ZV-E10は最近あまり使っていなかったので、よい機会だった。 ちなみに常磐神社は明治に出来た比較的最近の神社らしい(これは家に帰ってから調べてわかったたことで、正直素人目には新しい神社なのか古い神社なのかは判別つかない)

偕楽園はこの時期に行くと、花は全く咲いておらず、桜や梅の花が魅力らしい、偕楽園の魅力は半減といったところ。

ただ、偕楽園の中にある好文亭はそこそこよくて、丁度よい古さや眺望など、個人の好みもあるが、比較的好きな部類に入る。 また、好文亭の中でカフェがあるので、そこで街を見下ろしながら千波湖を眺めるのも一興だった。

偕楽園の中では割と写真を撮影していたが、撮影して立ち止まる度に蚊にけっこう噛まれたので、虫除けスプレーは持っていくべきだった。

偕楽園は出たのは午後四時頃だったが、ここからさらに観光地を回ろうと思っても中途半端になってしまう(大体の施設は午後六時までに閉まる)ので、この時点で今日の宿に向かうことにした。

その日の宿はきまぐれにその日に決めることが多いので、茂木からそう遠くないが、安すぎない宿、朝食が美味しい宿を調べていたところ、 ホテル イオ アルフェラッツ|茨城県笠間市のホテル が割りと評判が良さそうだったので少し高いが(確か朝食込みで9000円ほど)、ここに泊まることにした。

偕楽園から宿に向かう道は典型的なクルマ社会の都市間移動といったところで、ひたすら大型店舗と大きな道が続くというもの。

笠間中心部から少し離れた山間にさしかかるところにホテルはあった。

外から見ると、割りとおしゃれに見えるし、フロントもギャルソンを意識してか、割りとおしゃれ目な人が対応していた。

設備でいうと、大浴場はなかったり(これは欧風を意識したホテルなので当然かも知れないが)、ロックが今どき珍しい手動だったりと、古さが目立った。

ホテルでチェックインする際に、夕食もホテルのレストランでとることができる(ただし午後5時までの予約制)ということで、このホテル自慢であるという常陸牛のステーキを食べることにした。

肉は100gでそれほど脂が乗っているようには見えない赤みだったが、ジューシーで程よい脂が乗っていて、大変美味しかった。

100gだとボリューム不足になるのではないか、という懸念があったが、結局100gでわりとお腹いっぱいになってしまった。

食事を食べると、すぐ眠たくなってしまったので、風呂に入ってすぐ寝床に入ってしまうが、疲れて眠たくなっていただけのようで、休んで疲れが取れると次第に眠気は覚めていってしまい、睡眠に入るまで2,3時間横になっていた。

翌日の朝食はチェックイン時に洋食を選択しており、オムレツを中心とした軽めのメニューになっていた。

最近ホテルの朝食はずっとバイキング形式を選んでいたので、1盆のみでの朝食は久しぶりといったところ。

オムレツ自体は大変美味しかったが、これでプラス2000えんぐらいはあるので、もうちょっとボリュームは欲しかったかもしれない。

ホテルをチェックアウトしてモビリティリゾート茂木に向かうが、思っていた以上なワインディングををずっと走ることになった。 サーキットへ向かうワインディングは一応サーキットへ向かうワインディングであるためか、舗装もしっかりしていて、ワインディングを楽しむのに丁度よい道で、クルマに乗りたてで今回始めてワインディングを走ることになった私にとってはちょうど良い道だった。

これは鈴鹿でも同じなので予想はしていたが、モビリティリゾート茂木の駐車場に入るまではだいぶ混んでいた。

もてぎではサーキットで観戦を始めてしまうと他の場所に行くことが難しくなることから、最初にホンダコレクションホールに向かってから、観客席まで向かうことにした。

ホンダコレクションホールは、バイクコーナーが充実しており、ホンダの初めての製品から20世紀末までぐらいのバイクが年代枚に展示されており、バイクのホンダの歴史をかいつまんで学ぶのにちょうどよいものだった。

一方、クルマ・パワープロダクト・飛行機関連のプロダクトについてはあまり説明や展示が多くない(特に航空機は展示が全く無かった)ので、このあたりはもうちょっと拡充しても良いのでは、と思った。

マグカップやTシャツなどの実用的だが使用するといずれ無くなるような土産物が好きで、今回もホンダとHRCのロゴが入った赤いマグカップとホンダコレクションのTシャツを買った。マグカップは割りと気に入ったので、今後暫くはこのマグカップを使いそうだ。

ホンダコレクションを見学した後は観客席に向かった。

自由席券しか持っておらず、自由席で観戦できる場所はサーキットを反時計周りに回って1,2キロぐらい歩いたところにあり、飲料水も鈴鹿程豊富にはなかったので、飲料水がなかなか飲めな買ったのは誤算だった。

今回観戦したスーパー耐久シリーズに出場しているクラスがいわゆる市販車でしかもフィットやデミオなどエントリー向け製品のクラスが中心だったためか、最高速や加速についてはバイクには遠く及ばないので、そういうものを求めるなら、鈴鹿8耐の方が楽しめると思った。

また、自分はバイクのほうがクルマより乗り物としての興味は強いのと、特に応援するチームもなかったので、鈴鹿8耐久ほどは楽しめなかったように思う。

サーキットを一周して、セントラルにある催し物の試乗コーナーでシビックの乗り心地などを確かめた。

シビックのMTモデルに試乗(といっても運転は出来ず、シートにのるだけ)してみたが、思っていたよりシフトワークが重くて短かったので、ちょっとこれじゃない感を感じて、あまり物欲は刺激されなかった。

午後4時くらいにサーキットを出発して、自宅に向かう。

朝からではあるが体調はあまり良くなかったので、帰りの走行は楽しむ余裕があまり無かった。 帰りはアクセルを踏みっぱなしなのでとてもしんどく感じたので、行きはそれほど価値を感じなかったオートクルーズコントロール機能にとても価値が出てきた。 しんどすぎると逆にいざとなったときにブレーキを踏めなくなる気がするので、あえて余裕のあるときとかちょっと疲れたぐらいに使うのが良い機能だとおもった。

途中、友部SA・守谷SAといきより回数を1下位増やして休憩をしたが、判断として良かったように思う。

午後7時過ぎに自宅に付き、無事旅路を終えることが出来た。

まとめ

  • クルーズコントール機能に価値を感じることが出来た
  • 虫除けスプレーをもってきておいたほうがよかった
  • 工事用信号機に気をつける
    • なれていなかったことから間違って赤信号で進みそうになる
  • 帰りの首都高が怖くて四足で走っていたが常磐道から環状線C2を通って湾岸線に出る文には特に危険な合流なども無かったのでそれほど恐れる必要はないかもしれない
  • カメラを持ってくるなら、三脚を持ってきたほうが良い
    • 仕事用のリュックはあまり向いていないのでザックとかのほうが良かったかもしれない
  • 帰宅の高速道路はそこそこしんどかった
  • シビックのシフトの感覚は思ったより好みではなかった
    • マツダ車に慣れているからというのもあるが、シフトフィールはマツダのほうが好み
    • あと、リバースもマツダの1速のほうが好み
  • 無線機(ラジオ)持っていくなら、有線イヤホンを持っていく
    • 公式無線は指定の周波数だと聞こえなくて、適当にスキャンして捨てる血した周波数で消えた
  • 非公式のユーザー同士のラグなどは聞くことが出来なかった
  • 運転を楽しむことが出来た
    • 運転は脳にかかる負荷がちょうどよく、気分転換に良い
    • 無心で運転することが出来る

鈴鹿8耐観戦に行ってきた

先週鈴鹿サーキット鈴鹿八時間耐久レースを観戦してきたので、道中も含めてメモを残しておく。

  • 出発前
    • 週末の天気予報が悪かったので、バイクで行くか、クルマで行くか、電車で行くか、直前まで迷っていた
      • 電車は却下した
        • 最寄り駅から鈴鹿サーキットまでならまだしも、土曜日の亀山の宿までのアクセスが悪すぎたため
      • クルマも却下した
        • クルマなら天気はあまり気にしなくて良いが、道中の高速代や燃料代がバイクより2割~3割程度は高くなってしまうことと、折角バイクレースを観戦するのにクルマで観戦すると、達成感が思うように得られなくなるのでは、という懸念があったため
    • ところどころ雨が降るかもしれないが、全体の旅程としては一部になるだろう、と判断したことから結局バイクで行くことにした
    • 基本的にツーリングの際は事前に宿を予約せず、当日宿を探して泊まるスタイルだが、今回は鈴鹿8耐という大きなイベントのため、事前に予約しておかないと鈴鹿からだいぶ遠い宿になってしまう懸念があった
    • 土曜日は半日、日曜日は全日観戦する予定だったため、土曜日は少なくとも予約しておくほうが良さそうという判断をした
    • 逆に言うと、土曜日以外は当日にホテルを探しても良さそう、という判断をした。
    • 一応「鈴鹿8耐久 楽しみ方」で調べて、ある程度情報集収しておいた
      • 結果的にあまり収集したことを行動に活かせていなかった
  • 8/5
    • 早朝に行くはずが思ったより遅い出発になった
    • 海老名SAまで(12:00-14:00)
    • 12時~13時ぐらいまでかなり混んでいた
    • 厚木・海老名くらいまでは早めに行っておいたほうが渋滞に巻き込まれずに済むかもしれない
    • じゃぁ、朝早くだと空いているか、どうかはよくわからないのである程度調べてから行ったほうがよさそう
    • 駿河湾沼津SAまで(14:00-15:40)
      • 少しずつ右手に疲れを感じ始めた
        • スロットを常に開けて置かなければならないのと、久しぶりにバイクで長距離を走る、ということから無駄に力を入れていたように思う
        • 駿河湾沼津SAは小高い丘にあり、駿河湾を一望できたりと、眺望が良い
        • SAもかなりキレイで高機能
          • 基本的に新東名のSA・PAはキレイで設備も整っている
          • お土産なども豊富で、美味しそうな料理やお土産も普通の高速道路より多く感じた
    • 遠州森町PAまで(16:00-17:00)
      • 右手がどんどん疲れてくる
      • 右手の疲れが想像以上に早かったので、このPAで今日の宿を探して予約した
        • 最初は浜松の宿を探していたが、浜松のホテルは駅近のビジネスホテルが多く、バイクを停められないホテルが多かった
        • 範囲を広げて探してみたところ、浜名湖が比較的高速から近く、また宿泊代も安いところが多かったためルートイン浜名湖に決定
  • ルートイン浜名湖まで(17:00-19:00)
    • 浜松いなさJCTで新東名高速引佐連絡に連絡し、三ヶ日JCTで東名の東京方面に入り、三ヶ日料金所から一般道路へ
    • 三ヶ日の接続で断続的に雨が降る
    • レインスーツを着ていなかったが、すぐ止んだため、衣服やバッグなどへの浸水被害などはなかった
    • バイクはホテルのエントランスに止めることができた
    • ホテルはキレイで、基本的なサービスについて特に不満はなかった
      • 漫画貸出のラインナップも最近のトレンドを抑えていたし、部屋もきれい
  • 就寝まで(19:00-24:00)
    • ホテルに着いた直後からレストランを探す
    • 歩いて10分ほどのそばやが星もそこそこで値段も手頃だったのに行くことに
    • ざるそば+うなぎ蒲焼のセットを頼む(2000円ほど)
    • 現金を下ろすのを忘れており一瞬ヒヤッとしたが、PayPay対応だったため特に問題なく精算は出来た
    • さすがに現金なしで旅行を続けるのは不安なので、その蕎麦やから10分ほどのファミマへ、現金を下ろすために向かう
    • ファミマがキャッシュカードにしか対応しておらず、スマホATMが使用できなかった
    • そこから歩いて15分ほどのセブンに向かうことに
    • 途中、有名な佐鳴塾を見つける
      • 東海地方に住む人なら誰しもが知っている有名塾らしい、ということを大学時代に浜松出身の人から聞いた
    • ホテルに戻ってからはマンガを借りるもすぐに就寝
  • 8/6

    • ホテルの朝食を食べてから会場へ向かう
      • ホテルの朝食は基本は抑えていて美味しかった
        • 欲を言うと、もっと地域のメニューや手作りっぽさを感じるメニューがほしい
    • 御在所SAまで(08:00-09:45)
      • 御在所SA直前でそこそこの雨量の雨が降り始めたため、急遽御在所SAで雨が止むまで休憩
    • 鈴鹿サーキットまで(10:30-11:30)
    • 鈴鹿サーキット
      • 自由席だったが、観戦できる区域がメインとなる会場から離れていた
      • 食事したり園内の遊戯施設で遊ぶたびにその区域まで戻るのが体力的に辛かったことと、臨場感が足りなかったことから、V1指定席を追加で購入
      • これは良い判断で、以降は気軽に荷物をおいて食事にいったり、その他の遊戯施設に行くことが可能になった
      • 飲み物が無くなるたびに、現地の自販機で飲料水を購入していたが、180円のイベント価格だったので、近くのコンビニで飲料水を買ってから向かったほうが良かった
      • 大量に飲料水を飲む必要があるのが、クラーボックスなどが必要
      • 玄人っぽいひとはみんなクーラーボックスを持ち込んでいた
      • 臨場感はやはり V1の方が良い
      • 一応双眼鏡を持ってきていたが、持ってきておいて良かった
        • 双眼鏡でピット作業などの観察がしやすくなった
        • 実況席や表彰席などの区域があるところで使用するのに便利だった
      • 会場はラジオが放送されており、爆音や会場外にいるために実況が聞こえないときがあったので、無線機は持っておいたほうが良かった
        • せっかくアマチュア無線資格とアマチュア無線機を持っているのに活用できなかった
        • 今度からは野外イベントに参加するときはちゃんと持っていったほうが良さそう
      • 折角一眼レフカメラがあるので、持っていったほうが良かった
        • こういうときにこその一眼レフ
        • 撮影テクニック学んだりとか事前に勉強しておかないと楽しめないと思うので、そのあたり練習しておく
      • 物販ではホンダのFIREBLADETシャツを購入
        • 2000円とやすかったのと記念用
        • それ以外はだいたい4000円以上したので、気軽に買える感じではなかった
      • 4大メーカーのブースで気になったバイクのフォルムや脚付きをチェック
        • GSX-S1000 GT
          • 足つきはそこそこ良くて、不安はなかった
          • 悪いというわけではないが思った以上にコックピットやミラーまでが遠く感じられた
          • ツアラーなので乗車姿勢はきつくない
        • ほかも色々確認したはずだけど、あまり印象に残っていない
      • 氷で作られたバイク
        • HONDA GOポイントを使って乗ってみたが、冷たいな、という感想(当然)
        • まぁ記念写真用(係員が写真とってくれたので良かった)
      • アトラクションは GP RACERS だけ乗った
        • そこそこバイクらしさはある
        • 前方のレールが見えてしまうので、衝撃も予測できてしまって、あまり恐怖感とかはない
      • 前夜祭
        • 終わった直後に花火
        • 終わった後、ナイトピットウォーク
          • 人多すぎて、運営側も列整理に慣れていなかったようで、これは運営の管理体制が甘かったと思う
          • 間近でピット作業を観察できたのは良かった
          • もうちょっと人が少なければもっと良かった
      • 終わった後、亀山で吉野家の牛丼を食べる
    • リビングホテル亀山に宿泊
      • ホテルとしてはかなり厳しい評価にならざるをえない
        • イベント価格で通常の2倍以上の値段
        • 施設が老朽化しており、部屋も直近リフォームなどはされていなかった
        • 大浴場もタイルが剥がれているのを放置していたりと、メンテナンスにかける余裕が無いのが伝わる
        • フロントのマンガ蔵書もラインナップが古い
        • フロントのホテルマンがスマホなどに疎い
          • USB Type-C端子を知らず、充電器がないと言ったり
  • 8/7

    • リビングホテル亀山へ
    • 隣にファミリーマートがあることに気づいたので、アイスポカリと水を買っておく
      • どうせ会場でもたくさん飲むことになるだろうけど
    • リビングホテル亀山から鈴鹿サーキットに向かう
    • 15分ほどで到着
    • 鈴鹿サーキット
      • 感覚値だが、前日の2倍以上の人が来ていたように思う
      • スタート終わると終了まで割りとやることがなくなる
      • 前日で既に主だった催し物は回っているので、割りとずっとスマホなどをいじっていた
    • レース展開が、V1席だとバイクの爆音で聞こえなくなるし、当然会場外だとレース進行をしる手段が限られる。当日の会場ではラジオを配信しているので、無線機を持ってきておいたほうが良かった。ラグなどもできただろうし
    • バイク試乗は、事前に GSX-S1000GTの試乗で予約していたはずが、15分間時間を間違えてしまい、無駄に500円だけ支払う羽目に
    • 試乗用にヘルメットとジャケットも持ってきていたし、折角なら何かしら試乗していきたいと思う、唯一空いていた MT-07を予約して試乗
      • MT-07 は「軽くて暴れん坊な自転車」というインプレッション
        • 気軽に寝かせられるので、ワインディングなども楽しそう
        • 今までこの手のスポーツ向けバイクは敬遠してたけど、次バイク買うときは候補に入れても良いな、と思った
    • イベントが終わり、表彰式の最初のほうで会場から退散
      • 割りとその時点で退散している人は多く、道路などもかなり混み始めていた
    • 鈴鹿8耐の前日はホテル価格が二倍以上になっていたが、日曜日の宿は1.2~1.4倍程度の値段に落ち着いていた
    • 白子ストーリオホテルに泊まったが、割りと良かった
      • フロントのマンガ蔵書はラインナップが新しい
      • 部屋、風呂もそこそこキレイ
      • 無料ドリンクとか受付の接客が良かったりと、全体的に好印象
      • 夕食は近くの焼肉店まんぷく
        • タンと海鮮盛り合わせを頼んだが、割と美味しかった
      • 近くの電柱に気持ち悪いぐらいムクドリが集まっていた
        • 最初はコウモリかとおもったが、写真を撮影して後で見返してみると、ムクドリっぽかった
  • 8/8
    • 朝食が09:00までだったが、09:45分ぐらいに起床し、危うく朝食を食べ逃すところだった
    • 慌てて向かうが、09:00以降留まっても急かされることはなかったので、09:00までにとりあえず入っていればよかったっぽい
    • 朝食のラインナップとしてはそこそこよく、特のパンが地元のパン屋を使っており、味も美味しかったので、プレミア感が持てた
    • 10時くらいに宿を出発
    • 岡崎PA赤福を購入
      • お土産として評判が良かったので、もっといっぱい買ってくればよかった
    • 藤枝PA
    • 清水SA
      • 清水SAの手前10分ぐらいのところで豪雨が降り出したので、急いで清水SAに退避
        • SAまでのカーブで危うく曲がりきれなくなるところだった
          • 雨でバンクするのが憚られた
          • 路面のコンディションが悪いときはもうちょっと速度落としておいたほうが良さそう
        • 清水SAで着替えて、クシタニカフェでホットドッグとコーヒーを飲んで一息つく
        • レインスーツを着ていなかったので衣服は良いとして、手袋とシューズは雨だらけになったので、手袋とシューズについても雨対策はしておいたほうが良いかも
          • シューズのレインカバー買っても良かったかも
  • 足柄PA
    • 家まで燃料がギリギリかもしれないのと、足柄PA以降はガソリンスタンドがない区間が長いということだったので、念のため給油のために寄る
    • 富士山が一望出来た
  • もっと写真を撮影しておくべきだった
  • 海老名あたりから1時間近く渋滞に捕まっていた
  • もともとこの時刻は混むということと、事故が起きたため
    • 事故に向かうパトカーを見かけた
  • 事故現場では乗用車がべこべこに凹んでいた。
  • 事故現場を通り過ぎると、渋滞は解消された
  • 横浜町田JCTで横山横須賀道路に乗ってからはすぐ自宅まで着いた

まとめ

次回来るなら(というか真夏の日中で行われるイベント全般で)、

  • 2Lぐらい入るクーラーボックスを持っていきたい
  • アマチュア無線機を持っていきたい
    • 折角アマチュア無線資格と無線局免許があるので、受信だけじゃなくて、送信もしてみたい
  • 一眼レフを持っていきたい
    • こういうときでないと使う機会が無い
    • 冊低テクニックについてもちゃんと勉強したほうが良さそう
  • グループとシューズについても雨対策を行う
    • 替えのグローブ
    • シューズカバー
  • 長距離移動の際に左手・右手がつかれるのを何とかする
    • 右手はスロットルアシストつければだいぶ緩和されそうだけど、スロットルアシストつけると意図せずアクセル開けてしまうリスクがあるし、DCTだとそのリスクが顕著に出るので、あまりスロットルアシストには頼らないほうが良さそう
    • そもそも左手も疲れているので、単にグリップ強く握りすぎだけかもしれない
    • ニーグリップを意識して、あまり強く握ららないようにする
    • もうちょっと軽く握りやすい手袋に変える
    • これは将来的な話だが、今度買うバイクはオートクルーズコントロール付きのバイクのほうが良いかもしれない
  • 手ぶれ補正付きの双眼鏡が欲しい
    • 高いので余裕があれば
  • 疲れているときでも旅行メモを毎日残しておく
    • 旅が終わってから書くと、詳細を忘れていたり、内容の薄い内容が延々と続くので、あとで書くのが大変
    • だいたい夜は疲れて寝てしまうが、毎日のメモは当日に残しておいたほうが良いなと感じた

「シブサワ・コウ 0から1を創造する力」を読んだ

コーエーの創業者である襟川恵子氏が投資だけで本業の4割にあたる利益を出している という記事を読み、そういえば夫婦で創業して、コンピュータを恵子夫人からプレゼントされて以降独学でプログラムを勉強して、初期の作品は全て襟川陽一氏がコーディングしていたり、襟川恵子氏が美大卒で初期のデザインを全て担当していたりと、色々面白い経歴や能力を持っていることを思い出し、Kindleで唯一本人名義(シブサワ・コウは襟川陽一氏の作品をプロデュースする際に使用する名前)で出版されているこの本を読むことにした。

以下、読んだ時にメモした内容を箇条書きにする。

  • 興味を持ったものはとりあえず挑戦してみる
  • 苦手だと思うような仕事こそのちに活きる経験が詰まっている
  • 明確に仕事の視点と趣味の視点を分けられるなら、好きなことを仕事にした方が良い
  • 好きなことを熱中する
  • 好きなことを仕事にしてよいかどうかの基準は実力があるか、勝負出来るか、その可能性があるか
  • 他社と同じことをしないためには他社を知ることが大切
  • 会社を経営するにあたっては、時代の変化を注視する必要がある。夜の趨勢に着目し、対応し続けることが肝要
  • 気に入った言葉などはメモする
  • 新聞やテレビ・ラジオ、スマホ、パソコンなどで最新のニュースをチェックし、自分が属する業界の動向を毎日確認する
  • 部下に仕事を任せるときの基準は成功の可能性が6割あると感じたとき

クルマ(MT)の運転の課題感

納車されてから2ヶ月ほど経ち、クルマの運転に慣れてきたと同時に漫然と運転してもなんとかなるようになってきてしまった。

漫然と運転するだけでは運転技術は向上しないし、ある程度自分の中で課題感もあるので、以降の運転で明確に意識できるように、その課題感をメモしておく。

左折の時に少し大回りをしてしまう

左折する際に内輪差での巻き込みや脱輪を恐れるあまり、少し大回りをしてしまうくせがある。

左折する際の目安として、左側方にホイールベース/3の間隔+マージンを開けた状態で、フロントホイールが曲がり角を過ぎたあたりからハンドルを切り始めるのが良いが、渡しの場合ミラーの位置からハンドルを切り始めることが多いのが原因と考えている。

ミラーは左折する際の目印としてわかりやすいことと、少なくともミラーを過ぎていれば確実に内輪差所以の問題が発生しない、ということでやっているのだが、さすがにそろそろ車両感覚も掴めてきたので、そろそろもホイールを意識した左折を意識したい。

まごつきやショックの少ないブリッピングシフトダウン

最近ブリッピングシフトダウンを練習することが多いが、そこそこまごついたり、シフトチェンジしてクラッチミートしたときの変速ショックもまだ少しある状態なのでこれをクラッチをスコーンと入れても全く変速ショックのない状態にしたい。

YouTubeなどでは、ある速度におけるそのギアの回転数をメモしておき、プリッピング前後の回転数をそのメモした回転数に合わせるやり方を紹介していた(例えば、40km/hにおいて2速/3000rpmで、2速/4000rpmならブリッピング前の回転数を3000rpm、ブリッピング後の回転数を4000rpmにする)ので、少なくとも変速したい速度域における特定のギアの回転数については覚えておいてよさそうだ。

早めにクラッチを切る傾向がある

エンストを恐れるがゆえに早めにクラッチをきる傾向があり、エンジンブレーキを活かせていない。 フットブレーキを多用するとべーパーロック現象・フェード現象が起きるリスクが高まるし、スムーズなブレーキングが難しくなりぎくしゃくしたブレーキになりがちなので改善する必要がある。

特に4速からブレーキをする時に早めにクラッチを切りがちなので、4速でエンストする回転数・速度を覚えておき、ノッキングをわざと起こしてから止まる練習をしてみる。

右折時の目視での安全確認

シート・ウィンドウの位置からか右後方の目視確認できる範囲が狭いのと右の関節を動かすのが少しつらいということで、少し右折時の目視確認を端折ってしまう時がある。

対策としては、右後方を確認する前に右に体を捻っておく。

あらかじめ右に体を捻っていれば、それほど急に首を動かさなくてもよくなり、目視確認のコストが小さくなる

バックミラーの確認

バイクに慣れてしまっていることと、デジタルミラーが近すぎて確認しづらいためか、バックミラーをあまり見ないで運転している。

バックミラーを気にしすぎてしまうと過剰に後続車のことを意識して前方への意識が低くなるので、やりすぎないほうが良い気はするが、余裕があるときは一定間隔がで後方を見ておく。

後続車を一定間隔が確認することで後続車を意識した急制動や回避が出来る。

4速からの制動や回避

4速から急制動した際にクラッチ操作に意識が取られて、回避行動がワンテンポ遅れる時がある。

順番としては、制動→クラッチ操作だと思うので、エンストを恐れすぎないのも重要(高速を除けば、エンスト自体はそれほど危険なことではない)

クラッチの操作前後でハンドリングが不安定になる

ハンドルへの意識が低くなるからか、あるいは左と右の力の入れるバランスが乱れるためかはわからない。

両手を使わずに片手だけで運転する練習メニューを入れても良いかもしれない

ノーズの車両感覚

自分の感覚だと、実際のノーズの長さよりも短いようで、ノーズぎりぎりだとおもっていたのに、実際はそうではなく、余裕がかなりある、ということが多い。

それが問題でぶつけたりすることはない(逆は問題だが)が、余計な切り返しが必要になることもあるし、それが別の事故を誘発するリスクもあるので、やはり正確なノーズの距離感というな持っておいたほうが良い。

対策としては、知り合いなどに立ってもらってギリギリまで車間を詰めてみる、などの練習をしてみてもよいかもしれない。

TypeScriptのkeyofの謎仕様

TypeScriptには keyof というオペレータがある。

例えば、

type Point = { x: number; y: number };

という、型を定義した場合、

> type Point = { x: number; y: number };
undefined
> type P = keyof Point;
undefined
> var point: P = "x"
undefined
> var point: P = "y"
undefined
> var point: P = "z"
<repl>.ts:8:5 - error TS2322: Type '"z"' is not assignable to type 'keyof Point'.

8 var point: P = "z"
      ~~~~~

このように、keyをUnion typeに変換することが出来る。

それでは、以下のようなコードにおいてMapishはどのようにUnion Typeに変換されるだろうか。

type Mapish = { [k: string]: boolean };
type M = keyof Mapish;

普通に考えれば、type M = number になるはずだ。

しかし試しに打ち込んでみると、var mapish: M = "2" がコンパイルエラーにならず意図通りにはならない。

> var mapish: M = 1
undefined
> var mapish: M = 2
undefined
> var mapish: M = "2"
undefined // コンパイルエラーになって欲しい
> var mapish: M = []
<repl>.ts:14:5 - error TS2322: Type 'never[]' is not assignable to type 'string | number'. // string | number と認識されている

これは上記の最後の行で Type 'never[]' is not assignable to type 'string | number' と記述されていることから分かる通り、type M = string | number 型に変換されていることが原因だ。

これはなぜかというと、JavaScriptオブジェクトのkeyは常に文字列として扱われているからだ。 具体例でいうと、obj[0] は常にobj["0"] と等しいということ。

やはりTypeScriptを使うときは常にJavaScriptを意識しておいたほうが心構えとしてよさそうだ。

参考文献

www.typescriptlang.org

タイラバの課題感

昨日湘南でタイラバをしたが、その中で明らかな課題が出てきたので、課題に真面目に取り組むために、ここにメモしておく。

課題

適切なドラグ設定ができていない

あたりはそこそこあったが、ドラグがでてしまい、ドラグの調整をしている間に針が抜けることが多かった。

これはドラグが弱すぎたことで、針がかりが弱く、またドラグの調整の間張力を維持できなかったためと考えられる。

対策

ドラグ設定を正確に行う。 感覚で1kgのドラグ設定していたが、計量した1kgのペットボトルで実際にドラグ設定をしてから手でドラグの確認としたところ、明らかに実際の1kgと感覚の1kgに乖離があった。 これは1kgのドラグの感覚がずっとキャリブレーションされなかったためと考えられる。

そのため、少なくとも釣りの全日にはドラグを正確に設定し、ドラグの感覚についてもその設定した値でできるだけ覚えておくようにする。 釣り場当日も余裕がない場合は仕方がないが、余裕がある場合はペットボトルを使って1kgのドラグを正確に設定する。

1kgの基準となるおもりについては、氷を兼ねた1kgのペットボトルを持っていき、それを指標とする

リーダーの結束に時間がかかりすぎている

自宅でリーダーを結束する場合は、ノーネームノットでそこそこ速く結束出来るようになったが、船の上などでは揺れていたり、風が吹いていたりで、自宅のようにスムーズに結束することができず、時間もかかりがちだった。結束している間に時合が来て、チャンスを逃すということがあったので、できるだけ結束にかかる時間は減らしたい

対策

まず、自分がリーダーの結び方として有効に使えるものが、ノーネームノットしかないことが問題である。 個人的にノーネームノットは風や揺れなどが会った場合に、難易度が高くなるので、簡単で素早く出来る結束に変えることでチャンスを逃すリスクを軽減できると考えられる。

3種類以上結束方法を使えるようになっておけば、コンディションに応じた最適な結束を選ぶことが出来る。

また、糸の端が軽く、風でゆれで飛ばされやすいため、ノットアシストを導入することで風や揺れの影響を低減する。 実際のフィールドでも素早く使えるように、できればコンパクトなノットアシストを導入する

リールの性能が良くない

今までタイラバではプリードを使ってきたが、プリードはエントリーモデルのため、ドラグ分解能が低く、またフォールの速度調節もできないため、フォールで食わせるという手段が取りにくかった。

対策

ドラグ分解能が高く、フォール速度が調整できるものを購入する。

巻速度・落下速度表示が出来るもののほうが機能としては良いが、必然的に重量も重くなってしまう。 重量が重くなると、手首が疲れやすくなることで手首の故障リスクや、釣りの終盤に満足にリールを巻いたりすることができなくなってしまうことと、巻速度や落下速度については訓練である程度把握できるものであるため、軽量さを重視する。

竿を立てすぎている(2022/06/19追記)

竿を水平に近いところで構えているが、これをもう少し下げる必要があるのではないか? 根拠としては、以前手漕ぎボートでバラシが多かった時に、竿を寝かせることでフッキングが改善したことから。

対策

竿を寝かせる

ラップ口座入門を読んだ

はじめに

このラップ口座入門は発売されたばかりであるが、仕事で推薦図書になっており、必要なドメイン知識を身につけるのにちょうど良さそうと思ったこともあるので、この機会に読むことにした。 分量自体はそれほど多くなく、数日で読むことができたので、学習したことのまとめや感想などを残しておくことで記憶の定着を図る。

勉強になったこと

  • 有価証券の売買によって手数料収入を得るコミッション型営業から預かり資産がくに応じて手数料を得るフィー型営業への転換が進んだ
    • コミッション型営業だと無駄な回転売買誘導さていないか?みたいなことは個人的に気になるので、フィー型の商品のほうが信頼しやすい
      • 金融商品取引法(要引用)でそのあたりが禁止されているのも、過去に利益相反になるような事例があったからではないか?
  • 投資一任口座≒ラップ口座
    • 厳密には違うようだが、本書では明確に区別せずに使っている
  • ラップ口座のラップは「食べ物を包む薄いフィルム」と同じ
  • 投資一任は何もかもおまかせではなく、一定以上のルール(投資してよい資産や投資上限など)のもとで一任するもの
  • 景気の波(景気サイクル、景気循環
  • バランス型投資信託とラップの違い
    • 投資一任サービスは以下の流れ
      1. 運用目的、投資方針の確認
      2. 運用モデル、運用プランの選択
      3. 資産管理・運用、リバランス
      4. 運用状況の定期的なレビュー
    • 投資信託は 運用ツール(ビークル)で 3. に該当する
    • 1~4のプロセスを継続的に提供するならバランス型投資信託でも代替できない
  • 現代ポートフォリオ理論
    • 平たく言うと、「リターンは合理的にリスクを取ることで得られる」
  • 行動ファイナンス
    • 金融に関する判断や資産管理において人はどのように考える傾向があるかなどを扱う理論
    • 行動ファイナンスを実務に落とし込んだものがゴールベース資産管理
  • 効率的フロンティア
  • ノーベル財団の運用資産は約650億円毎年の運営費が十数億円
    • 毎年2%の利回りで運用するのは結構たいへんそう
    • 目標として、インフレ調整後で少なとも3%
  • アメリカの大学はやばいぐらいの資産を運用している
  • 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用資産は186兆円
  • 米国の投資一任残高は9.2兆ドル(1000兆円ほど)
  • 米国では1990年代から個人での投資一任契約が広まってきた
  • ゴールベース資産管理とは顧客ごとに違うゴールに合わせて、リターンの水準を考えていくもの
  • 目的毎に口座を分けることをメンタルアカウンティングという
    • クルマの積立で別口座にわけたりなど
  • アドヒアランスとは、固着、支持、遵守という意味
    • 医者の投薬指示をどうやって継続してもらうかとか
    • 投資も同じように行動ファイナンスの観点から顧客に投資行動をして貰う必要がある
  • アドバイザーの付加価値は行動コーチン
  • 目先のことにとらわれて合理的な行動を取らない投資行動をダルバー効果という
  • ブラック・ショールズ方程式
  • 過去を振り返ると、世界の人口が増加することで、世界のGDPは成長し、結果として世界の時価総額が拡大してきた
    • 逆に言うと人口が減ると、時価総額は減っていく?

自分の中での感想

  • 投資一任契約の金融商品が最近日本でも増えてきた理由がわかった
    • おそらく米国での浸透に合わせて、遅れて日本でも浸透してきた
      • 日本で浸透するものはたいてい米国で浸透したものが遅れてきたもの
    • 今までのコミッション営業よりフィー型営業のほうが顧客と営業が利益を共有出来る
  • アメリカの大学の運用規模がやばい
    • 日本も研究活動においてそのぐらいの投資活動をやったほうがよいのでは?
    • 結局資金があるところに優秀な研究者は集まる

証券外務員1種に合格した

受験した経緯

現在証券系の仕事をしているため、ある程度広く浅く業界知識や業務知識について学習したいと思ったことから、証券外務員1種を受験した。

証券外務員資格は1種や2種など何種類かあるが、証券外務員1種さえあれば、外務員に関するすべての業務を行うことが可能であり網羅的に学習出来ると考えたため、1種を選択した。

試験対策と試験

受験勉強を開始したのが1月最初で、毎日勉強したりしなかったりを繰り返し、勉強するときは1、2時間程度。 試験10日前ほどから一日5時間は勉強したと思うので、全体としては80時間程度は勉強したと思う。

試験1週間前に模擬試験をやって5割ちょっとしか取れなくて、やべぇとなって1日5時間ほど勉強したおかげか、試験直前はだいぶ仕上がってしまい、本試験では9割以上は取れたと思う。

証券外務員試験は試験終わった直後に紙を渡されてその場で合否を確認できるのだが、たとえ満点でも「あなたは70%以上の得点がありました」としか書かれないので、70%でまとめられるのなら、単純に合否だけ通知すればよいのではないかと思う。

受験した意味

今回証券外務員1種資格を取得したが、外務員は資格を取得しただけでは外務員として業務を行うことは出来ず、資格を取得してかつ外務員として登録をしなければならない。

自分は社員外のエンジニアとして活動をしているので、外務員登録の必要性はなく、社員外だと外務員登録も出来ないので、外務員資格を取得する意味は最初に述べたように、広く浅く業界知識や業務知識について知ることのみなので、費用(ほぼ時間コスト)対効果でいうと、ペイしているかはよくわからない。

今の所、証券外務員資格で得られる知識は限定的ではあるが、例えばオプション理論のギリシャ指標は解析学的な手法を用いて導出されるものだし、株式と債券の関係性は、バネ・ダンパー系に近い関係性を持っていたりと、工学的な面白さの片鱗が見えたのは大変良かった。

証券業界で出てくる工学的な理論は、一般的には金融工学と総称されるものらしく、金融工学という本も買ってきて、ちょっと読んでみたりと、興味の幅が広がったのは良かった。 さっそく上記のオプション理論などの工学的な説明などもあって、知識が繋がる感覚を持てたのも大変良い。

資格を取得すること自体にそれほど価値はないが、広く浅くその業界に関する教養を得て、そこから深く掘り進めるための道標を得るのが資格試験だと個人的に思っているため、 そういう意味では取得して良かったと思う。

2030半導体の地政学を読んだ

普段あまりノンフィクションは読まないのだが、昨今の半導体事情の盛り上がりに触発されて、タイトル買いをしてしまった。

結論としては、読み物としても大変おもしろく、勢いで読了してしまった。

地政学とは、政治的な現象とそれが生じた地理的条件との関係を研究する学問であるが、この本での地政学では、単に物理的な意味だけでなく、情報通信技術の発達によって、 地政学に情報通信の要素が加わったことで、サプライチェーンを含めて地政学を論じている。

情報通信技術の発達によって、あらゆるモノがコンピュータにつながるようになった。

そのためあらゆる、軍事的・情報的・経済的な領域において半導体が重要になり、各国が軍事的・情報的・経済的な優位性を確保するため、過去とは比較にならないほど熾烈な競争を繰り広げている。

現在半導体ファウンダリーにおいてトップを走るTSMCは他の企業の追随を許さない技術を有しており、先端的な半導体の生産はTSMCでないと実現できないと言われている。

このTSMCは米国や中国など、主要各国で設計されたチップを生産しており、米国・中国の軍事・経済のアキレス腱となっており、このTSMCが、現在の米中関係を関係付ける大きなコマとなっている。

その他にも、アルメニアアゼルバイジャン紛争や、米国の対中政策、過去の日本の日米貿易摩擦についても論じており、なかなか興味深い内容となっている。

半導体地政学とあるが、これは半導体と制限せずに地政学と呼ぶことができる本であると思うので地政学の入門書としても面白いのではないかと思う。

Raspberry Piで学ぶコンピュータアーキテクチャを読んだ

一つのパーソナルコンピュータについて、メモリ、CPU、OS、ネットワーク、周辺機器まで説明されている本を読みたくなったので、Amazonで評価も悪くなさそうな、この本を選定。

そこそこ分量はあるので、読み終わるまでに1か月半ほどかかったが、なかなか良い本だったように思う。

一言でいうと、薄く広く歴史的経緯も含めてコンピュータの仕組みを解説した良書。

Raspberry PiというSoCとその周辺機器を題材にしているため、浅く広くコンピュータアーキテクチャを学ぶのに都合が良い。

  • 現在のコンピュータ構成要素ではなく、過去のレガシーなデバイスや構成要素についてもそこそこのページが割かれて解説されている
    • 例えばメモリの章では現在では全く一般的でない遅延水銀などのメモリデバイスについても触れられている
  • 一般的なコンピュータアーキテクチャの本で述べられる、CPU・メモリだけではなく、OSやネットワーク、グラフィックシステム、サウンドバイスなどにも触れられている
    • 実際のハードウェアの仕組みについてもたびたび言及がある
  • 数ページほど日本語での説明がずっと続くような箇所があり、この辺りも図表で説明されているともっとわかりやすかったように思う
    • 実際ほかの図表で説明されているページは理解しやすかった
  • メモリの物理的な動作原理や仮想メモリの解説があるのは良かった

上記の点は評価が分かれているところであるが、全体の構成要素を広く薄く振れているので、コンピュータがどのような仕組みで動いているのか、どのような構成要素で成り立っているのかが大まかな技術原理が把握できる