水島雄太のブログ

個人的かつ雑多なブログです。

最近の悩みというか考えていることの吐き出し

言語化能力を鍛える

元々言語化は得意な方ではないと思っていたけど、ある程度鍛えることが出来る領域と思っているし、仕事でもちょくちょく言語化能力が求められることはあるので、やはり意識して強化していくのは重要だなと考えている。

ところで、ある日常的な行動を出来るだけ論理的に詳細に描写することで、短編として成立させているとある筒井康隆の短編を思い出して、この短編ほどの詳細度ではないが、日常的あるいは無意識に行動している物事をできるだけ詳細に言語化することで言語化能力も鍛えられるかもしれないと考えている。

思考密度と表現しているが、ここでは集中力やその物事に対する興味をどれだけもっているか、いわゆるIQ的な意味でどれだけ情報処理能力が高いか、とか色々な要素を包含して言っている。

基本的に私は思考密度が低い気がしており、それがコンプレックスになっている。

特別能力高い人に感じるのであればまだ良いが、いわゆる普通の人に対してもそのようなことを感じるので、自分の中で相当なコンプレックスになっていると思う。

思考密度を上げるのはかなり難易度が高くて、どれだけ思考密度が上がるかわからない状態で、思考密度を上げる努力をするのも効率が悪い。

なので、絶対的な思考密度を上げるというよりは、思考密度を下げる要因を出来るだけ減らすのが一番効果的だろう、ということが経験的に言える(このあたり経験的じゃなく、エビデンスなども探せばあるように思うが、そこまではしていない)。

他者からの学習

現在進めているプロジェクトは初期は自分がイニシアティブをとって率先して進めていたが、途中から優秀な人が入ってきて、気づかなかった改善点を提案して実際に解決してくれいて、大変勉強になっている。 熟慮する時間もないし惰性で進めていたことに対して、よりベターな方法を提案され実際に解決されたことで、勉強でいうと完全な解答を得られたように思う(物事についての確からしい解答を得られる経験というのはそう多くない)。

そういえば、昔はこのようなことがあるとどちらかというと自己否定になったり、なかなか起こった事象についてちゃんと反省と改善を行えなかったように思うので、物事を客観的に見るという能力は以前よりだいぶ向上したように思う。

今の環境はとても勉強になるし、自分の中で得意なこと(というか、相対的にバリューを出しやすいところ)や苦手なところも以前よりも精緻化出来た(気がする)。

この状態から一足飛びに別の明らかに難易度の高い壁に挑戦するとまた折れそうな気がするので、今の難易度から徐々に難易度を高くするのが、一番重要だなと。

この難易度というのは、環境から与えられるものと、自分の中で課すもの、二通りある気がしており、両者はある程度関連があるので、どちらかが欠けると一方も欠けてしまうという、相補的な関係になっていると考えている。

なのでこのバランスは大事にしつつ、自分の中でもっと適切な課題を設定していくのが重要、というのが最近の見解。

先日37歳になったが、大学入学時が18歳だったので、その年を折り返しとするともう人生1周をしてしまった。

18歳から成長しているところもあれば変わらないところもあるし、もちろん劣化しているところもあるが、18歳から線形には成長できているという実感はあり、絶対的なレベルがまだまだ高くないので、相対的に伸びしろもあると考えているので、もう若くないから、といった老人的な思考は出来るだけしないように、今後も活動していきたい。

あと、時間の過ごし方については結構悩むところがあって、人生も限られているので、もうちょっと勉学や長期的な目標に基づいて行動したほうが良いのでは、と考えるときもあれば、娯楽で享楽的に過ごすのも人生の充実度としてはそれほど変わらないというかむしろこっちのほうが自分にあっているのではないか、と考えるときもある。

趣味が特定の事柄だけに向いていてなおかつそれだけである程度の金銭的な対価をを得られる(つまり趣味が仕事)みたいな状態が一番幸せなんだろうとは思うけど、自分はそこまでの趣味や技能がないので、やるのが億劫だけど社会的に実現したい目標を目指して頑張るか、あるいは最低限の仕事だけやってひたすら享楽的に生きていくほうが良いのか、どちらのほうが良いのか判断はつかない。

このあたりは一握りの人以外は人間が普遍的に持っている悩みではあるんだろうけど。

とは言え、自分の性格ではひたすら享楽的に生きるほうには振り切れず、なんだかんだ長期的目標を実現するための行動をある程度してしまうので、だったらその長期的な目標を実現するために必要な行動をどれだけスループットよくこなせるか、ということだけ意識すればよいのかな、と漠然と思っている。