概要
友人から問題の整理のために実践することをオススメされたため読んだ。
ここではそこで得られた知識、感想、まとめについて記載する
ゼロ秒思考とは
ゼロ秒思考とはかいつまんで言うと、1分1ページで毎日10ページメモを書くことで得られる迅速でかつ深い洞察が出来る思考法だ。
メモのフォーマットは以下の通り。
- メモの上部にはタイトルと日付を記入する。
- タイトルについて考えた内容を4行ほど箇条書きで記入する。
行動としてはこれだけだが、続けることで問題を瞬時に整理する能力を獲得出来る、というのが著書の論旨だ。
メモを書くことで思考が整理される
ゼロ秒思考と大層なタイトルがついているが、本質は以下の通りだ
- メモを書くことが思考が整理される
- メモを書き続けることでちょっとしたことでも根底に流れる論理について深く考える癖がつく
これにより今ままで整理したことがない問題についても、過去の経験とその整理の仕方の対応関係から、 瞬時に問題を整理することが出来るようになる、と考えられる。
感想
「言葉を的確に使う」、「浅い思考・空回りの思考を避ける」の章が大変参考になった。 今まで上記のことが杜撰で、そのために齟齬や時間のムダが数多く生まれていた。
今までよりも徹底してメモ書きを行い、常に頭が整理されている状態にする必要性を強く感じた。
まとめ
- メモを書くことで思考は整理される
- 常に思考が整理されている状態を保つため、新しい問題に瞬時に対応出来るようにするためにメモを習慣化する
- ちょっとでも行き詰まったり、考えが堂々巡りをしている、又は考えが浅いと感じたときはすぐさまメモで思考を整理する