水島雄太のブログ

個人的かつ雑多なブログです。

普通自動二輪免許教習の卒業検定に合格した

はじめに

2018/12/16(日) に普通自動二輪免許教習の卒業検定に合格したので、合格するまでの経緯をまとめます

第2段階見極めから卒業検定まで

第2段階の見極めが終わって卒業検定の予約を行なったが、卒業検定は12時から15時までと、仕事の都合上平日に行くのが難しく、土日しか予約が取れないという状況だった。

直近の土日はすでにこちらの予定が埋まっていたため、次の週の日曜日の12/16に予約をいれた。

そのため、卒業検定まで10日ほど日が空いてしまい、運転感覚を忘れてしまうことを一番恐れていた。

第2段階見極めの時点で、運転感覚やコースを忘れたり緊張しなければ合格しそう、という感触があったため、普段からイメージトレーニングをすることで、運転感覚を忘れないように心がけた。

イメージトレーニングは楽しいし、目を瞑りながらでも出来る(むしろ目を瞑りながらの方がイメージトレーニングしやすい)ので、つまらない時間を過ごす時や眠る前に、卒業検定の第1コース、第2コースを走ることを日課にしていた。

卒業検定当日

卒業検定当日の数時間前はさすがに少し緊張していたようで、落ちたらどうしようかと不安になることもあったが、運転を楽しむことを意識することで、不安は軽減された。

プレッシャーや緊張に対しては、楽しむことが1番効果的であるように思う。

12時頃に集合場所に集まってから学科試験室に案内され、試験のガイダンスが始まる。

ガイダンスは普通免許の仮免試験と合同で行われており、時間の大部分は自分に必要のない情報で、一方でいきなり普通自動二輪のガイダンスも織り交ぜてくるので、なかなか難易度の高いガイダンスだった。

途中で普通免許のガイダンスが終わり、代わって二輪免許の試験官が実際に走行するコースについて案内を行った。

この日は大型自動二輪1人、普通自動二輪2人の計3人が二輪の卒業検定を受けた。

この普通自動二輪の検定員は、普通自動二輪免許の急制動を担当した教官と同じで、教え方もうまく、出来るだけ試験の緊張をほぐすような言動や柔らかい発言をよくしてくれるので、とても好感が持てる。

試験は一番目が大型自動二輪の30台ほどの女性、二番目が普通自動二輪の10代後半か20代前半の男性、三番目が私という順番だった。試験の順番は後ろであれば緊張が緩くなるし、後ろ過ぎても逆に適度な緊張が持続しなかったり逆に緊張が続き過ぎて疲れたりしてしまうので、順番としては最も良い順番だと思う。

二番目の受験生が結構緊張していたらしく、緊張をほぐすために自分に話しかけてきてくれたので、少し話した。

現在、自動車整備学校で整備を勉強中らしく、自動車もミッション付きの原付をよく運転していたり、原付以外の二輪も少し無免許で乗っていたりしていたらしく、割と二輪自体の経験は長かったようだ。

それでも、急制動が苦手でよく後輪ロックをしたり、エンストをしたりする、ということを話していたので、二輪自体の経験が長いからといって教習過程が余裕ではない、ということを知った。

考えてみれば、急制動一本橋、クランクなどが普段の路上で発生する頻度が高いかというと、そうでもないわけなので、普通二輪教習の課題が苦手という人がいても全くおかしくはない。

逆にいうと、路上ではあまり存在しないほど難しいコースとも言えるので、少なくともこのコースを円滑に走ることが出来たら、テクニック的には公道を走れるだけの実力があるということだ。

普通二輪免許の試験課題にしているということを考えると至極当然なことではあるのだけれど。

さて、自分の順番が来たので、イメージトレーニング通りに発進して試験課題をこなしていく。

10日ぶりの運転ということで、ギアチェンジがイメトレの感覚と合致しなかったり、ちょっとした動作でもっさりすることはあったが、それ以外は特に問題なくほぼノーミスで試験に合格することが出来た。

むしろ10日ぶりでこなれてきたのか、今まで力んでいたり、頭で意識しないと戸惑っていた課題がすんなりとこなせるようになっていた。

やはりイメトレは効果があったようだ。

この日受けた3人はいずれも合格しており、試験終了後30分ほどで合格通知、さらに30分後くらいで卒業証書を受領することが出来、合計二時間ほどで試験全体を終えることが出来た。

取得までの感想

AT普通免許の教習過程においては、運転する楽しみ自体はそれほどなく、事故を起こさないことだけを意識するという感じだったが、MT普通自動二輪では、運転する楽しみの比重が大きく、ある程度運転に慣れると、ATより漫然に運転しない分、危険予測も集中して出来るようになった気がする。

ある程度運転に慣れてきた、というのもあるかもしれないが、ADHD気味の人は実はMTの方が安全に運転できるのでは?という仮説を唱えているブログもあり、もしかしたら、ADHDはMTの方が向いている可能性が存在してもおかしくはない。

MTで自動車の運転の楽しみに目覚めてしまった感覚はあって、今後四輪の限定解除もしたいと考えている。

まとめ

今後に活かせることを箇条書きにすると以下の通り。

  • 楽しむことが一番重要
    • 楽しむことを最重要にする、楽しめない場合はどうすれば楽しめるかということを必死になって考える
  • テクニックを必要とする領域においては、イメトレは特に効果がある。練習する機会が限られる場合は積極的にイメージトレーニングの時間を作っていく