概要
気分の落ち込みが発生したときの対処方法について記述する。
気分の落ち込みはこころの風邪
よく言われることであるが、「落ち込んでいる」という事象が永劫続くということは少ない。
誰しもがかかりいつかは治るという意味で言うと、風邪に近い。
体質によって風邪が引きやすい人、引きにくい人はいるが、生活習慣の改善で風邪をひきにくくすることはできる。
風邪を引いたからといって自分はだめな人間だと卑下するひとは少ないだろうが、こころの風邪についてはことさら自分を卑下してしまう傾向があるように思う。
そのため心の風邪を引いてしまった時は出来るだけ早めに「心の風邪をひいている」という自覚を持ち、早急に治すことだけを考えれば良い。
風邪の場合は自分をことさらにいじめることは少ないが、こころの風邪の場合は必要以上に自分をいじめてしまい、療養期間がいたずらに伸びてしまう例が多い。
そのため、単なる気のもちようではあるが、こころの風邪を意図的に風邪という事象におきかえることで、必要以上に自分をいじめる習慣を少なく出来ると考えている。
こころのもちようというのは難しいものであるが、気分が落ち込んでいるという自覚を持ったときに、この記事について思い出してくれれば幸いだ。