概要
営業もやることになり、とりあえず基本となる営業テクニックを身に着けたいと思ったため、Aamzonで比較的評価が高めだった本書を読むことにした。
ここではその本の要点と感想をまとめる。
要点
- 商品を売るのでなく、経験を売る
- 営業のプロセスを「見える化」する
- 日付、担当者名、課題、ネクストステップ、目標とする期日が記載されたTODOリストを書く
- 大きい数字は小さい数字に分解する
- 大きい数字も細かく分解することで現実的な目標に設定出来る
- うまくいっているときほど新規開拓をする
- ツイているときほど+αの目標に取り組む
感想
構成としては、営業マンが実践すべきことが箇条書きで並べており、項目毎になぜそれが必要なのかが述べられている。
項目によっては営業に限らず汎用的に使える習慣も記載されている(06 営業ノルマ以外に「自分自身の目標をつくる」など)。
営業を身につけるためには必ず実践が必要だが、どのようなことを意識して営業を経験していけば良いのかという指針になった。
ただ欠点もある。
箇条書きで読みやすい反面、体系的に営業とは本質的にどうであるべきか、といった体系的な理論としてまとめられていない。
体系的な知識を身につけるには、また別の営業の関する書籍を読む必要があると感じた。