はじめに
2018/12/22(土) に相模湾でイナダを釣って来ました。
その経緯をまとめることで改善点を見つけて次回以降の釣行に活かしたり、記憶に長くとどめておくことが、このエントリーの目的です。
釣行前日
最近釣りに悪い意味で慣れてしまい、
- アネロンを持ってくるのを忘れる
- 現金を持ってくるのを忘れる
- 寝坊する
といったことがあったため、今回は失敗を繰り返さない、ということを意識した。
具体的には以下の通り。
- 釣り前日までに用意するモノのリスティング
- 前回までの釣行で見つけた改善ポイントを改善する
そして、 前回のアジ釣りで、
- 締める用途のハサミを買って待っていく
- フィッシングトングを持っていく
- 手袋を買っておく
ということを宣言していたので、忘れずに事前に準備しておいた。
また、今回私がAT普通自動車を運転する可能性があったため、予めセブンイレブンでワンデイ保険に加入しておいた。
加入に必要なモノは、自分の住所、名前、電話番号、免許証番号と乗車予定車両の車両番号だけで、手続き後も自動印刷の紙をもらうだけで、5分ほどで手続きを終えることが出来た。
車両保険にも入るならば、乗車日の1週間以上前に登録をする必要があるが、今回は車両価格が30万ほどで実際に補償することになったとしても、大きな損害にはなる可能性が低かったため、今回は車両保険なしでも問題なかったように思う。
今回の釣行では寒さ対策が重要と感じていたが、一方で新しくウェアを購入するほどか、とも感じていた。
無駄に重装備にしても荷物がかさばるだけであるので、一旦タイツ、ジーパンを履き、その上からフィッシングウェアを着る運用にし、この運用で問題が発生すれば新しいウェアを買う、ということにした。
一応寝る時間はある程度確保していたはずだが、釣行前日はなかなか寝付けないという例にもれず、今回も満足に眠ることは出来なかった。
釣行当日
今回の釣行では、午前3時に墨田区を出発し、午前4時に横浜で同行者をピックアップ、17:30 前に茅ヶ崎の船宿に到着という予定を立てていた。
睡眠が少ないことによる集中力低下はあったが、同乗者のサポート付きであることと、交通量が一番少ない深夜帯でありなんとかなるだろう、という見通しで横浜まで乗車することになった。
コンディションが悪い状態で乗車するのはよくないが、一方でコンディションが悪い状態でどこまで運転できるかを見極めるのも重要なので、今回の運転については悪い判断ではなかったように思う。またベストなコンディションを求めすぎると、運転経験がなかなか溜まっていかない、という理由もある。
料金所に行くまでの道のりにおいて特に危ない運転はなかったが、3週間ぶりの運転で、また普段運転している日産NOTE最新世代よりも1,2世代前の日産NOTEであったことと、整備の違いもあり、運転のフィーリングはだいぶ違っていた。
そのため、車両の特性をつかむのに時間がかかった。
特にブレーキに違和感を感じた。今回搭乗した車両ではブレーキが軽く、効きが悪いように感じられた。これが車両の特性なのか、ブレーキの整備の違い、もしくは整備不良なのか、ということはわからなかった。
もっと運転する機会が増えれば、そのあたりの車両特性、整備不良についてぱっとあたりがつけられるようになると思う。
さて、高速の料金所に進み、3ヶ月ぶりぐらいに高速の合流を行った。
今回の合流は前回より、車間距離が全体的に狭く、合流する位置の見極めがシビアだった。
同乗者のアドバイスどおりに運転したおかげで、特に問題なく合流自体は出来たが、これが一人の場合だったら、もうちょっと危なっかしい合流になっていた可能性もある。
いずれ二輪でも高速の合流をすることになると思うが、四輪の合流と二輪の合流では、事故ったときの生命へのリスクが全く違うので、ある程度四輪で合流に慣れてから、二輪で高速道路を走行したほうが良いかもしれない。
高速では速度を一定に保ったり、車間距離を一定に保つのが難しく、またブレーキを踏むと追突される可能性が高くなるため、できるだけエンジンブレーキとアクセルワークを使った減速や車間距離の一定化が必要で、このあたりに高速走行の難しさを感じた。
高速から一般道に向かう際に、分岐選択について判断が遅れて、急な進路変更をしてしまったのは、良くなかった。
同乗者から右へ行く指示がなかったが、もしかして右ではないのかと思っていたこともあり、予め右にクルマが来ていないことは確認していたのでなんとかなった。
ただ確認する時間がそれほど多く取れたわけではなく、見逃している可能性もあるので、急な進路変更は本当に忌避したほうが良い。
また同乗者にかなり依存して走行していたため、同行者の判断が鈍ると運転者の判断も鈍ってしまったということがあったので、同行者がガイドしてくれるから安全と思うのではなく、あくまでvalidateしてくれる存在である、と認識しておいたほうが良いと感じた。
高速を出て一般道を走行中に赤信号で停止しようとした時に間違えてアクセルとブレーキを踏み間違えるということがあった。踏み間違えてもすぐ気づいて、ブレーキを踏むことになるが、当然停止距離はだいぶ長くなってしまうので、避けなければならない。
なんとか横浜に着いたが、運転は日々コンディションが変わる中である程度以上の安全を担保して運転する必要があるわけで、そのような状況の変化でも安全に運転できるようになる、ということを今後意識していきたい。
横浜から茅ヶ崎までは、同行者が運転してくれて、特に問題も発生せず、無事茅ヶ崎の船宿に到着することが出来た。
茅ヶ崎の船宿は以前、カツオ釣りで使った船宿の隣で、港も同じところであるため、勝手などはよく知っていた。
そのため、特に問題なく、駐車場案内や、船宿での手続きを終えることが出来た。
釣行
出港して30分ほどのところで、イナダを釣り始めた。
他にも何隻か同じようなところで竿をだしていたが、コマセの相乗効果を狙って、できるだけ一つのポイントに船が集まるようになっているのだろうか。
まだ魚が寄ってきていなかったためか、最初の数投は全く反応がなかったが、コマセが撒かれ、魚の群れが寄ってきたため、次第に釣れるようになってきた。
寄ってきたのはいいが逆に魚が釣れすぎてしまった印象があった。
開始3時間ほどで既にクーラーボックスがいっぱいになり、帰港するまでやることがなくなってしまった。
今回持っていったクーラーボックスがそれほど大きいものではなかったため、イナダなど群れを形成しかつそれなりに体格がいい魚を狙う場合はもうちょっと大きめのクーラーボックスを用意していったほうがよいかもしれない。
12時半の時点で釣人全員のクーラーボックスが一杯になったため、早上がり。
寄港した際に、船宿で発泡スチロールと氷を売っていることに気づく。
袋と氷だけ持っていって、帰りに発泡スチロールを買う運用にすれば、大きいクーラーボックスを持たなくても済むので、家や行きの省スペース化に良いかもしれない。
帰港してから気づいたが、今回釣り場のポイントをGoogleMapでメモするのを忘れていた。
今後、相模湾で自分が船を出して運転する可能性もあるわけなので、船で釣行する際に停泊ポイントをメモするということを習慣化したい。
釣行後
茅ヶ崎のスーパー銭湯で15:00 〜 16:00 ぐらいまで入浴した。
入浴後、同行者が釣ったイナダを会社の同僚に渡すということで、横浜に向かう。
横浜でイナダを渡し、一路川崎高田屋に向かう。
川崎高田屋では以下の品を頼んだ。
- 刺し身
- アジのなめろう(外道で一匹だけ30cmほどのアジが釣れていたので、以前の走水のアジと比較するために、調理をお願いした)
- いな大根(イナダのブリ大根)
- いなだしゃぶ
刺し身はうまい。ブリと比べて脂は乗っておらず、淡白な味わいだが、それはそれで美味しい。
アジのなめろうは走水のアジと比べると脂が乗っておらず、旨味も少なかった。やはり走水のアジは餌が豊富で流れが早いためか、脂が乗って引き締まった身をしているので、かなり旨い。アジの産地の違いがわかるようになってきたのは、釣り人としてレベルあっぷしている感覚があって、大変良い。
いな大根は絶品。やはりイナダは煮付けが一番美味しく食べられる気がしている。
いなだしゃぶも出しがきいていて、大変美味しい。
十分イナダ料理を堪能し、22時には家につくことが出来た。
しかしまだ眠ることは出来ない。イナダを調理しないといけないからだ。
さすがにこの日にイナダをすべて捌くのは精神的に辛かったため、翌日に調理して食べる分については頭と内蔵だけ取っておいた。
数日中に食べきれない分のイナダは、おすそ分けに出したり、冷凍することにした。
釣行翌日
釣行翌日は、筋肉痛で目覚めた。イナダを手巻きで釣ったことで、腕に疲労がたまっていたせいだろう。
今日やり遂げなければならないことは、イナダ料を作ること。
今回は、以下の品を作ることにした。
- いな大根
- 照り焼き
- 漬け丼
- 刺し身
参考にしたサイトは以下の通り
いな大根
美味しいぶり大根のレシピ/作り方:白ごはん.com
具が多めだったので、調味料を3/2 倍して、調理した。
下処理で熱湯をかけて、丁寧に洗ったおかげで、臭みも出ず絶品のいな大根に仕上がった。
照り焼き
tsurihack.com
これとほぼ同じ調味料・工程で調理。
一回目は味があまり染み込んでいなかったからか薄かったが、二回目は一日漬け込んで、さらにタレを煮詰めたので、味が染み込んで大変うまかった。身も一日おいたことで逆に柔らかくなっており、美味しく感じられた。
漬け丼
tsurihack.com
ちょっとごま油が強かったのと、醤油が薄かったように感じられる。
次回はもうちょっと醤油多めでも良いかもしれない
刺し身
皮をすくのが結構難しい。ミスると皮に身が付いてしまったり、皮を途中で切ってしまったりする。
わさびがなかったので、生姜で代用したが、生姜醤油が意外と合って、そのまま食べるよりだいぶ美味しく感じられた。
まとめ
- 釣行はできるだけブログにまとめて次回に活かせるようにしておく
- 四輪の運転にもっと慣れておく(なんだかんだ言って、二輪より四輪のほうが安全だし基本なので、四輪である程度上達してから二輪での高速走行を行う)
- 自分で船を出したときのために、釣り場のポイントはGoogle Mapでメモしておく
- 100M以上の水深で釣りをするときは電動リールを明示的にレンタルする
- 冬用の山登り/フィッシング/バイク兼用の防寒・防水ウェアを購入する